アロマテラピーでは、精油を原液で使うことはほとんどなく、大体キャリアオイルと言われる植物オイルに希釈して使います。
その希釈割合は、目的によって違いますが、余程の治療目的でない限り1~2%位が妥当かと思います。
(

治療と言っても他人を診断治療することは、医師法で禁止されているので、あくまでも自分自身に対して自己責任の範疇でお願いします。メディカルアロマテラピーに興味がある方は
こちら)
キャリアオイルは、基本的には精油の香りを邪魔しないものが好まれ、スィートアーモンド、マカダミアナッツ、ホホバ、などが良く使われます。
私も通常ボディトリートメントでは、マカダミナッツオイルを使用しています。
ただキャリアオイルも、精油ほどではありませんが、ものすご~くたくさん種類があり、これらの持つ脂肪酸やビタミンなどの成分は精油とはまた違った魅力があるのです

以前から自分用のフェイシャルオイルには良く使っていた
アボカドオイル森のバターと呼ばれるアボカドです。食べるのも好きだけど、実はキャリアオイルも大好き。
ただこのオイル…かなり独特の香りがして、まだオープン前に友人にフェイシャルで使ったら
「肌に良いかもしれないけど、呼吸するには度胸がいる香り

」と、一喝されました

私は好きなんだけどね~。パルマローザとかパチュリと合わせると、相当好きな香りになるんですけど

アボカドオイルは未精製の場合、深い緑色でこの色もまたわたし好み

そして成分としては、パルミチン酸、ステアリン酸などの飽和脂肪酸と、リノール酸やα-リノレン酸などの必須脂肪酸(脂肪酸は経皮吸収することも最近判明しましたよ

)。
そしてなんと言っても、ビタミンA,ビタミンB1,B2,ビタミンDと言った豊富なビタミン。
ただ私は、皮膚は「排泄器官」だと思っていて、皮膚から栄養を入れることはあまり必要が無いと思っていますし、経皮吸収はしないかもね~(分子が大きいから)と思っています。
でもでもアボカドオイルは、他のキャリアオイルより皮膚の透過性が高いと言われているので、同じキャリアオイルを使うのなら、少しでもビタミンが入っていたら何かしら良さそう

ビタミンB1,B2は口内炎や皮膚の炎症の治療にも使われますから、直接塗るのも良いでしょう。
実際アボカドオイルを使ってフェイシャルトリートメントをすると、とても皮膚がふわふわに柔らかくなり、潤いが保たれる気がします

いつかこのアボカドオイルをサロンで使いたいな~。と思いながら早ん年

最近購入を始めたこちらのアボカドオイル

ジュドプランツというところのオイルです。瓶が可愛いでしょ

この香りが他のオイルよりマイルドでかなり良い感じ

なので、先日サロンで使ってみました

かなり好評でした⇒休日アロマでHappy LifeのMokoさんのブログ
アロマフェイシャル最高~あ…今「キャリアオイル事典」を読んでいたら
「油の中の無鹸化分留物は時折分離されますが、これは閉経前の女性の肌の柔軟性を維持する効果があります」だって

無鹸化分留物というのは、アルカリ成分と脂肪酸が結合する反応を鹸化と言いますが…
って書いているとと~っても長くなるので、機会があれば石鹸のお話のときにでも書きます

要は油が分離することがあるけど、その成分はエモリエント効果があるということです

私たちのためのオイルってことじゃないですか~

うふふ。
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