唯一の生産者

一ヶ月以上ぶりに再会した生徒さん、当然話は地震の話になり、停電の話になります。

真っ暗な家の中を怖がるお子さんがとても心配だった、とおっしゃってました。

大人でも暗がりは不安になります。理由のわからないお子さんは、さぞ不安だったでしょうね。

そう考えると毎日当たり前に点く照明は、心まで明るくしているんだ、と思いました。

少し暖かくなって、計画停電もなくなりましたが、電力についてはしばらく感がなければならない課題でしょう。

原発について様々意見がありますが、現実問題として「ない」でしょう。
安全性に対する説得力も信憑性もありません。
開発者が言った「人間の扱ってはいけないもの」が、正しい見解な気がします。

すると、風力、太陽光、火力という発電になりますが、風力、太陽光についてはこれから更なる開発と研究が必要です。
火力発電は、昔からの方法ですので今すぐにでも乗り換えられます。
ただし問題は、二酸化炭素排出です。


だったら、二酸化炭素を吸収してくれて、なおかつ酸素を作ってくれる、地球上唯一の生産者「植物」を増やしましょうよ！


って、おにぎり作りましょうよ！みたないテンションで書いちゃいましたけど

でも実は、そんな感じのノリです…。

いきなり広い土地で、森を作れたら素晴らしいのですが、それは今の私にはできないから
まずはベランダから。
屋上から。
花壇から。
公園から。


そんな小さなこと…って、呆れられちゃうかもしれませんが、小さなことでも始めるのと、やらないのとでは1と0の違い。
0は何人集まっても0だけど、1は2人いれば2になるし、3人いれば3になります。
誰かが始めなければ、何も変わらない。


だから地震後、祈るように植え続けています。ハーブのような小さな小さなものから、これから100年くらい生きてくれそうな樹まで。

自己満足と言われればそれまでですが、それが私ができる唯一の地球に対する意思表示です。


ただ一方で、植物の乱伐に、アロマテラピーやハーブセラピーも加担しているのかと思うと複雑です。
だからこそこの一滴を大事にしなければいけませんね。


そして私は植え続け、育てていくだけです。

たぶんバジル


たぶんメリッサ


紫陽花


パクチー

…偉そうなことっを言ってますが、こんな程度です

私のできることから、だから
数年後にはハーブ園になってますように頑張ります。