アーユルヴェーディックアロマテラピー
- 2010/09/01
- 10:13




■ アロマテラピーベイシック4 バスリラックスコース…2レッスン1デイコース
レッスン3 「シャンプー&ヘアコンディショナーを作る」
レッスン4 「スクラブボディソープを作る」
この2レッスンを併せて行います

■ 2010年9月12日(日) 13:00~16:30(終了予定)
■ 受講料 6,000円 (テキスト代・材料費込み) ※1レッスン毎の受講は3,500円となります。
■ 残席2席
■ お申込み Vert Merホームページ お申込みページより
ただし、イレギュラーの2レッスン1デイコースですので、ラジオボタンはありません。メッセージ欄に「ブログを見て申し込んだ」旨をご記入ください。




昨日は、広尾の日赤医療センターで「アーユルヴェーディックアロマテラピー」の講演会がありました。
講演をしてくださったのは、日赤医療センター糖尿病内分泌科の吉次通泰先生。
代替療法について、現役の医師が講演会を開くことは珍しいと思いますが、先生は日本アーユルヴェーダ学会の理事でもあります。
ちなみに広尾の日赤医療センターは、私が生まれた病院ですが

その時にアロマケアルームという部屋をつくり、職員の皆さんがアロマトリートメントを受けられるようになっているそうです

そういった面で、代替療法の良さや医療との統合のメリットをいち早く理解している病院のひとつといえると思います。
講演の内容は、アーユルヴェーダをアロマテラピーに取り入れるという提案といった感じでしょうか?
でも、なんとなくアーユルヴェーダの紹介に終わったような気もします

とは言え、アーユルヴェーダの深さや面白さをさらに認識できたので、収穫の多い講演会でした。
アーユルヴェーダについては、アロマスクールでチョロっと習って、アドバイザーコースでチョロッと説明する程度の知識しかなく、ほとんど初心者でした。
よく、アーユルヴェーダは、アーユス(生命)とヴェーダ(科学)が一緒になった言葉だと説明されます。
ですが、アーユスにはもう1つ「寿命」という意味があり、ヴェーダは科学というより「知識」といった意味合いが強いそうです。
そう考えると、アーユルヴェーダは「寿命のための知識」=「生きる知恵」なんじゃないかと思います。
アーユルヴェーダの歴史は古く、紀元前後に渡って少しずつ確立されています。
人間の皮膚を境に、外界を「大宇宙」内側を「小宇宙」と考える独特の思想を持ちます。そして、人を身体、精神、および霊的側面から理解しようとします。
この考え方。どこかで聞いたな~。と、思ったら気功と同じでした。
確かに、中医学の原点はアーユルヴェーダだと聞いたことがあります。基本思想は似ているのは当然ですね。
アロマテラピーでは、この世界観をホリスティックという言葉で表現します。
そう考えると、全ての代替療法は同じ思想で成り立っているのだと、納得します。
端的に言うと、代替療法の思想は、「人は環境との関係で成り立ち、身体、精神だけでなく魂(霊的)の3つの側面のバランスを保つことが健康である」です。
一方、西洋医学(現在の主流の医学)は、「病気には原因があり、原因を取り除くことや原因を解消することが健康である」という考え方です。
同じ健康についても、アプローチが違います。
当然病気の原因を叩いた方が、即効性や急性処置は優秀です。ですから、本場インドでもアーユルヴェーダよりも西洋医学の方が人気があるそうです。
ただ、1つの自然存在として固体の健康を保つには、原因退治ではなく、固体そのものの力をつけた方が病気になりにくい(予防)と考える方が、「生きるための知恵」としては賢い気がします

代替療法と西洋医学と比べて、どちらが優れているとか、どちらが劣っているとかではなく、私たちはたくさんの選択肢を与えられたとき、どちらが今の状態として適しているのか?ということを判断できることの方が大事です。
そして、どう生きたいのか。ということを、人の意見ではなく、自分の意思として主張できるかどうかも大事です。
まさに、アーユルヴェーダ=生きるための知恵です

吉次先生は、「統合医療」(西洋医学と代替療法を併せた医療)を国に認めてもらうような動きが始まっていると、おっしゃっていました。
もちろん国に認めてもらえれば、保険が使えたり便利なことも多いですが、既にアロマテラピーやアーユルヴェーダは誰でも受けられるのですから、自分で選べればいいんですよね。
人(医師)に言われるがままの医療を受ける時代は、終わったと思います。私たちは、生きる方法を自分で選んでいいはず。
そのためにたくさん存在する治療法や健康法を、自分の判断で選んでより良い人生を歩みたいです。
最後に、当たり前といえば当たり前ですが、吉次先生の一言がとても心に残りました
どんな病気も信じないと治りませんよ
結局、そういうことなんです。強いお薬や腕のいい外科医だけではダメで、最終的には自分自身の「自分の生命力を信じる力」が病気を治すんです。
それはきっと、どれだけ医療が発達しても変わらない真実です。
本当はもっとアーユルヴェーダの奥深さを書きたかったのですが、全然違うところに発展してしまいました

ま、これが私の潜在意識だということで、今日は善しとしましょう。
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