随分前のことですが、OL時代、後輩男性が「Ayaさん面白いお店があるから行きましょうよ

」と、誘ってくれたので、その面白いお店に行きました。
面白いお店は、本当に面白いお店で、店員さんが色んなアトラクションをしてくれたり、あちこちに仕掛けがあって客も楽しめるお店です。
二人してわいわい楽しんでいたのですが、お酒が入って、当然のように仕事の話になったわけですが…(共通の話題って言ったら、それくらいしかないですもんね

)
私の質問が、どうやら彼の核心に触れてしまったようで、突然泣き出したんです

えぇぇぇ~

ど、ど、ど、どうしよう

凄いハイテンションでやってくる店員さんが、私たちの前でどうしていいかわからないテンションになり

面白いお店のはずが、ちっとも面白くないお店に早変わり

彼は彼で、とめどなく溢れる涙にどうしていいかわからず
「すびばせん…ぐふっ

な、…なんか… すびば…っせん …

」
ってさぁ、私めちゃくちゃ悪女に見えてないかい?

脇を通る人たちが、何事?

っていう視線を送ってくるし。
ち、違うんです、べ、別に別れ話とかじゃなくて、っていうか、ただの同僚です

って、店中にアナウンスしたい気分でした

ああいうシチュエーションって困りますよね。
実は、私、泣かれたことはこれだけじゃなくて

それ以外に2回ほど、その2回は女性ですけど

一応断っておくと、いじめて泣かせたわけじゃないですから

←今日は汗が多い
ありがとうございます。って泣きながら、号泣されながら言われても…

あ、う、うん。いいから、とりあえず鼻かもうか。
みたいな、どうしていいか。こっちがパニックですよ。
どういう対処が、正しいのかしら?って、その都度思いますが、ただ呆然とその様子を見ているだけの私です。
しかし、先日ツワモノを
電車で見つけちゃいました

平日の日中の銀座線です。
サラリーマン風の男女が、並んで座っていました。
話し声だけが聞こえてくるのですが、男性はいたって朗らかで、プレゼンの方法や同僚の噂話を笑いながら話している感じ。
でも、女性の声がまるで聞こえない。相槌すら聞こえない。
おや?と、思って、二人を見たら。
女性号泣中(号泣なうですよ)

えぇぇ~~~

すごい! よくわからないけど、すごい!
女性は、何があったのか知らないけど、すっごい泣いてるんです。
ハンカチ持って、鼻を拭いたり、涙を拭いたり…。
でも、男性の話を聞いているようで、首を縦に振ったり横に振ったりして、返事はしているようです。
でも涙は止まらない。
花粉症?
って思ったのですが、そのうち女性は、嗚咽を漏らし始めて「うっ…うっ…」とか、涙をこらえきれない様子なんです。
でも、男性はお構いなしに、話を続けている

すごいでしょう?
泣いている人への対処の仕方、これってすごいです。
だって私、電車を降りるときには
「あの女性は、泣く癖があるんだな」って、妙に納得しちゃいましたもん

泣いている背景や、二人の関係を考える余地もなく、彼女の癖ということで片付けさせてしまう説得力です。
私がここまでツワモノになれるかどうかは、わかりませんが、1つ学んだのでした
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