この頃マイブームの♪

最近ず～っと念願だった経絡･経穴のマッサージレッスンに通い始めました

経絡･経穴のマッサージとは、何かというと。

よく言う、親指と人差し指の間のくぼみは「肩こりのツボ」。ってこれが経穴。
そして経穴を駅とするなら、経絡は線路みたいなもの。
この線路は、肺経、大腸経、胃経、脾経、心経、小腸経、膀胱経、腎経、心包経、三焦経
胆経、肝経、とあり、それぞれの経を刺激することでそれぞれの内臓の刺激になります。
なんとなく日本人にも馴染みのある理論ですよね。

この理論を使ったマッサージを習い始めたのです。楽しくて仕方ありません。
私がアロマにハマった時のテンションになっていて、レッスンでは
なぜなぜなに子になって、質問しまくり。
そして「婦人科系に効く経はないんですか？」と、質問しました。
先生は、私が婦人科系トラブルのオンパレードなのをご存じなので
「経絡ではそういった考え方はしないんです。
病気になったのは、全体のバランスが崩れたためなので、
全てのバランスを整えることを目的にします。」

そっか～。そうでした
アロマテラピーも同じ考え方でした！
病気は臓器の問題ではなく、身体のバランスを崩した結果である。ということ。
だから、臓器を治すのではなく、人間を治す。


そもそも中医学は、陰陽五行で森羅万象を説明してしまうという超合理的な学問。

で、陰陽五行とは、

まず陰陽学説といわれる、バランスという概念に基づく自然界の「摂理」「法則」を説明した考え方。

大極図といわれる、陰陽のシンボルマークは、それを端的に表しています。
陰を黒、陽を白とし、白の中に黒ポチがあり、黒の中に白ポチがあります。
陰の中にも陽の要素があり、陽の中にも陰があり、そしてそれは完全に対立するのではなく、
常に形を変えながら交じり合おうとする隣り合わせ、という関係。

陽陰で表されるものは、例えば男女、天地、昼夜、明暗…なんとなくお分かりいただけますか？


そして次が五行学説
木（もく）、火（か）、土（ど）、金（ごん）、水（すい）という5つの要素によって
自然界のものは構成されていると考えられています。



※図は全てWikipediaから転載

そしてこのバランスが取れているときが、安定している状態と考えます。

そして五行では、木=肝、火=心、土=脾、金=肺、水=腎　のように臓器が当てはめられており、
これらが常にバランスよくあることが健康であるということなのです。


本当は、もっともっと色んなものがあって、木＝爪、怒り、とか…
あるんですが

とにかくものすごくシンプルに世の中の摂理と身体の中の摂理を表した学問なんです。

それに基づいて、考えられた経絡・経穴マッサージ、知れば知るほど面白い！
ものすごく理に適っており、経絡を知ることでこれまでのトリートメントが更に深いところまでできます。

例えば、これまで筋肉や骨格にあわせ、その人の運動にあわせたトリートメントをしていました。
もちろんこれだけでも、相当良いトリートメントだと自負しています。

でも…これに経絡の発想を取り入れると、筋肉や骨格以外のトリートメントラインが浮上します。
しかし、実はこのライン、私はこれまでのトリートメントでも既に触っていました
でもそれは、筋肉や骨格を触る際に、手を移動させるために触ってた…
ところが、このラインすらも意味のあるラインなのです。エフルラージュの帰り道すら、経絡です。

…経絡･経穴とアロマトリートメントを融合させると

絶対楽しい

こんなにパーフェクトなトリートメントないかもって、まだ2回しか習ってないけど、今からワクワクしてます。