私は普段女性と接することが多いので、比較的心穏やかに楽しく仕事をしているのですが

OL時代は、男性と仕事をする機会が多く、その大半の方が素敵で尊敬できる方たちでしたが、中にはちょっと勘違いをしている男性もいらして

今で言うセクハラやセクハラまがいなことが、時々ありました

セクハラ、セクシャルハラスメントなんて言葉は最近の言葉で、それまでは男性が女性にきわどい言葉を言って、その反応を楽しむなんて「
大人の洒落」で流されていた時代です。
でもって、私は昔から口だけは達者な人間でしたから

、ちょっとした「
大人の洒落」なんか、お茶の子さいさい(さいさいって何だろ?)で
あしらっていました

そんなことで、男性陣も面白がって、私には全く遠慮なく
スポーツ新聞のようなネタを話していました。しかもオフィスで

今ならコンプライアンスがどーたら、セクハラがどーたらで、処罰モノです

でも、今思うとこのやり取りって、私にとっていろんな意味で勉強になったと思うのです。
男性がいかにお下劣であるか

とか?
いやいや、そうではなくて、人とのやり取りにおけるあしらい方と、怒っていいタイミングと洒落の境界線を知るということ。
会社や公の場では、セクハラやコンプライアンスなどといったルールがありますが、普通の人間関係の中でいちいちルールは存在しません。
でも中には、妙に人のプライバシーに入り込んでくる人や、なぜだか心を逆なでする言葉ばかりを吐く人がいます。
その人に悪意があるかどうかは別として、受ける方としては、不愉快なものです。
その時にいきなり
「それは、どうゆう意味ですか!?弁護士を呼びます!」とキレる人は、いないわけで、
大体(この人、どういうつもりでこんな言い方するのかしら?何か気に障ったことをしたのかしら?)と、1人で悩んで、どんどん気分が落ち込んでいく

そんな時、あのお下劣(失礼

)な男性たちのあしらい方を思い出すのです。
深刻に受け止めない。
言葉が返せなければ、笑顔を返す。そしてその後大げさに眉間にしわを寄せてみる。
「まぁ。」と大げさに驚いて「下品だわ」とか「意地悪ね」など芝居がかって返す。
上級は、それを上回る皮肉を言うことなんだけど、これは喧嘩になる可能性があるので、上級になってから実践してください。
基本的には、笑顔を絶やさないことです。
母のような気持ちで、あらあら。そんなこと言っちゃって。くらいの気持ちで返すのがコツです

そしてきちんと
自分の気持ちを伝えることが大事なのです。
人間関係のストレスは、言いたいことが言えない。伝えたいことが伝わらない。考えていることがわからない。というコミュニケーションの不一致によることが多いものです。
少なくとも自分から発信するコミュニケーションは、出来るだけ自分の感情に素直でいたいものです。
嫌なものは嫌。
許せるものは許す。
私は、これこそが「
女の度量」なんじゃないかと思うのです。
相手を不愉快にさせずに、こちらの不愉快度を伝えるということ。
ただ、何でもかんでも受容するのが女の度量ではなく、明らかに度を越した場合は怒るべきです。
それを許すと、相手はさらにエスカレートしたことを言ってくる可能性があります。
それから怒ってしまうと、何に怒っているのかわかりにくくなって、ただのヒステリーになってしまうからです

こんな風に相手に気遣って、関係を保とうとしても、関係がこじれるならその関係は不要な関係だと思うことも大事です
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