昨日の
ブログでは、女性は歳を重ねただけ美しくなれる。ということを書きました。
でも残念ながら、歳を重ねたにもかかわらず、老けただけで魅力を失ってしまう方もいらっしゃるのです。
同じ女性なら、魅力的に歳を重ねたいものです。
では、その差は一体何なのでしょう?
美しい肌?
豊かな髪?
贅肉のない身体?
確かにどれも当てはまりますが、もっともっとシンプルで大事なことがあります。
それは
姿勢 です。
美しい
大人の女性は、100%姿勢が美しいです


見返り美人
姿勢を美しく、と言うと背筋を伸ばすことに一生懸命になって、なんとなく反り腰になってしまうのが、30代後半以降の女性

でも反り腰は、お腹の肉を緩めてしまい脂肪がつきやすくなるので、却って下腹部に脂肪がつく体勢なのです。少し腰を引き気味にするくらいがちょうどいいです。
では、良い姿勢を作るには何が必要なんだろう

と、考えて、最近わかったことがあります。
それは、
下半身です

加齢とともに筋力は衰えてくるのですが、一番衰えるのが早いなと、思う部分は大腿部。
特に内転筋群と言われる部分です。
筋肉.guideより
この部分は、20代でも弱ってきますが、大腿部の外側に大きな筋肉(大腿四頭筋)があるので、それが働きをカバーして歩行や姿勢に支障はないのです。
ところがそのまま30代を迎えると、大腿部の外側にばかり肉がつき、内側をほとんど使わなくなるので、ガニマタのように脚が広がり、階段を下りる時などは脚を広げてバタバタと降りるような格好になります。
そうなると…周りの筋力が落ち、腹筋背筋が弱くなり、美しい姿勢が維持できなくなるので、やや猫背、あるいは胸を大きく広げて反り腰、といったオバサン特有の姿勢になるわけです

そんなことにならないよう、今からでも遅くありませんので、下半身を鍛えましょう!
鍛えるってどうやって

一番良いのは、歩くことだと思います。
正しい歩き方を、意識しながら歩くということ

足底は、かかとから着地し、4指→親指で着地をして、親指で足を後ろに蹴る。という一連の動きを意識するだけでも、かなり変わります。
また、脚は腰から生えているものと考えて、大きく踏み出し、後ろ足もきちんと蹴る。
意外と皆さん、蹴るという動きをされていないようで、ハムストリング筋群という大腿部の後部も筋力が落ちています。
蹴ることで、腰が前にぐっと進みますので、歩行も楽になり自然な動きがしやすくなります。
あと大臀筋が締まるのを意識して、とか、腰方形筋が縮むのを感じて、とかありますが…
まずは着地と足の蹴り。これだけを意識して歩いてみてください。
美しい歩き方は、美しい姿勢を作り、そして
美しい姿勢は女性を美しく見せますから
それから、靴の選択はシビアにしてくださいね。靴に足を合わせるのではなく、足に靴を合わせるのが原則です


30代、40代に姿勢や歩き方に無関心でいたために、50代になって膝や足首などに故障が出て、それはそれは苦労をしている知人がいます。
姿勢と歩き方が、美しさだけでなく、健康と密接にかかわっていることを改めて知りました。
そして、歩けることの大切さも実感しました。
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