この連休にNHKで放送されている「白洲次郎」。再放送らしいのですが、とても面白いです

と、言いつつ今夜の放送を録画予約するのを忘れてしまって痛恨

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白洲次郎は、戦後GHQの通訳として登用されますが、「従順ならざる唯一の日本人」とアメリカ軍に言わせしめた人物です。
それくらい、大和魂な男でした。
ドラマを見ていると、彼の奔放で自由な発想と行動は、とても魅力的で多くの人を惹きつけたと容易に想像できます。
でも、私はかれの妻である白洲正子にとても惹かれたのです。
実は、これまで白洲次郎という名前は知っていても、妻正子のことは全然知りませんでした。(とても有名な方です

)
白洲正子という女性は、日本で初めて女性として能舞台に上がったり、あの時代にアメリカに留学したり、なにしろ常に「ここではないどこか」「このままでは終わらない私」を探し続けていたように思います。
そんな好奇心と上昇志向の強い女性が、白洲次郎のような強烈な個性と強い信念を持った男性と一緒になると、自分の非力や小ささを必要以上に感じてしまうのかもしれません。
結婚後、正子は「家事にも、子育てにも、(次郎が始めた)農業にも興味が持てませんでした」と、語っていました。
あの時代「家事や子育てに興味を持たない母や妻」って、許されない空気があったと思うのですが、彼女はそれでも自分の本当の生きる目的を探し続け、あがきつづけます。
ある日「君が次郎君のテリア(ペット)か」と言われ、所詮次郎の付属物としか見られない自分の不甲斐なさを感じ、それが次郎への苛立ちとなり次郎へ当たり散らします。
その時の次郎の言葉
"Ther is something
only you can do!"
(君にしかできないことがあるはずだ!)
と、なぜか英語で言うのですが

この時代、女性の生き方をここまで尊重してくれた男性がいたのか、と感動しました。
多分この一言こそ、正子がずっと探していた言葉だったのかもしれません。
そして、この言葉にとても心動かされた私がいました。
私がこの世に生まれてきたのは、私にしかできない役割があるからだと思っていました。
それがいったい何なのか。
私は本当にその役割を果たしているのか。
もしかしたら、生きるということはその役割を探し続けることなのかもしれません。
特別なことをする必要はないと思うのです。
でも、誰かの真似や、人の言いなりや、誰かの求める自分を生きることは
きっと自分を殺すことに等しいのだと思います。
ここではないどこか。
このままでは終わらない私。
きっと、それを探し続けて
今を丁寧に生きていくことが、答えにつながるのかな。と、
思ったのでした。




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