女性のためのサロン
- 2021/10/12
- 14:30
大学1年生の必修科目でのレポートに
「疾病50例(100例だったか?)」という膨大な量の課題がありました。
疾病。
どんな疾病、疾患でも良かったと思うのですが、
もしかしたらそれぞれ臓器や系統を決めて。ということだったかもしれません。
もう30年以上も前のことなので詳しくは覚えていません。
その時、私は「女性特有の疾患、疾病」をレポートにしました。
授業で様々な疾病や疾患を学びながら、やっぱりどこかに性差を感じていたからです。
例えば、高血圧リスクは男性の方が高い、とか 心臓病による死亡者数は女性の方が多い、とか・・・
なんで?って、シンプルに疑問を持っていました。
それはきっと女性には子宮と卵巣があって、男性には睾丸と精巣があるからだろうな。と
なんとなくその違いを予想していました。
そして実際に女性特有の疾患、疾病を調べてみると
当然ですが、子宮周りの疾病の数の多いこと・・・・!!
レポートなので、その病状や原因などと一緒に図を入れたりするのですが
多分私は、今でも子宮のイラストはかなり詳細に描けます^^
それくらい何十回と描きました。
そしてこう思ったのです。
「女性に子宮さえなければこんな病気にならないのに・・・」(それは間違いなのですが)
そしたら、どうですか?
その20年後、子宮筋腫で手術をすることになるなんて。ほんと、皮肉なことです^^;
どんな臓器も要らないなんて思ってはいけませんね。
話を戻して、
調べるととにかく女性特有の疾患、疾病というのはとてつもなくたくさんありました。
(男性特有というもきっとたくさんあると思います)
そう考えると、病気や治療を男性と女性を一緒に考えちゃいけないんじゃない?って思いました。
「人間」という一括りで学ぶこと、研究することは違うんじゃないか?って感じていました。
ましてや、その頃の私たちの教科書に出てくる人体解剖図は、大抵欧米人でした。(今は知りませんが)
日本人は腸が長いとか、アジア人種は胃が下がっているとか、色々噂では聞いていましたが
教科書で見る図は欧米系の人体図。
学んでいる内容が、どんどん自分とは無縁で遠いもののように感じていました。
性差も人種差もある。頭でわかっていても、それを学ぶ機会が少なかったと思います。
女性の皆さんも、ご自身の女性ホルモンってどういう仕組みで分泌されて
閉経後は女性ホルモンがどうなるか?って、知らない方も多いのではないでしょうか?
男性も同じです。前立腺肥大は60歳以上の男性の半数以上に起こることですが
この理由や、予防方法などを正確に知っている方も少ないのでは?
今、私は「女性専門」のアロマセラピーサロンを経営していて、
女性のお客様の悩みやケースに触れることが増えています。
それは、想像以上に教科書通りではない。
ちょうど私たちの世代は、女性の社会進出が華々しく言われた時代で
女性と男性が「同等に」働けるようになりました。
でもやっぱり、女性と男性は違います。
同等であっても同質ではないということに
私たち自身も気づかなくちゃいけないし
それを受け入れられる社会になると良いと、思います。
女性差別と言われるかもしれませんが
女性を守れない社会は弱体化する。と、私は感じています。
そして守るということは、庇護することでも擁護することでもありません。
女性が女性として生きることに誰も文句を言わないということです。
そして、だから
私は女性専用のサロンを続けたいのです。
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