自由な日本語
- 2020/01/20
- 09:28
歌詞を書くという機会が、この5年くらいで急に増えて
改めて日本語の複雑さを感じます。
これまでの歌は、曲が先にできて
それに歌詞を当てる、いわゆる「曲先」で作ってきました。
そうすると、なんとなくこういうことを言いたいけど
音が足りない、とか 音が余るということで
思い通りの言葉が使えない場面もありました。
なのですが、今「詞先」で作ってみない?と提案され
作詞を始めています。
曲がないので、イメージもなければ、字数制限もありません。
自由です。
わ〜〜!難しい!!
急に難しい!!!
自由って難しいですね><
そして改めて日本語に向き合うと
日本語のニュアンスって素晴らしいんです。
例えば
悲しい・・・
哀しい・・・
かなしい・・・
カナシイ・・・
同じ「KANASII」という音でも
文字によってニュアンスが全然違う感じ、
わかります?
歌ってしまえば、全部同じ音なのですが
歌うときの気持ちは、全部違う。
こういうことって、すごく大事な気がしたんです。
そしてこの文字が、歌詞の世界観を変えるなぁ、なんて思ったら
ますます慎重になってしまって
全然書けない!!
秋元康って、すごいな。
という感想で終わります。
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