徹底的なクライアント視点
- 2019/08/28
- 21:13
アロマセラピストのためのトリートメントレッスン。
実は随分前から開講しているんです。
でも、私が教えたいことって
手技や
手順や
おもてなし
ではないんです。
いや、こういったことは絶対に大事なんだけど
それよりももっと伝えたいことがあるので
ついついこの辺りは後回しになってしまう。
じゃあ何を教えたいのか?というと
クライアントを受け入れる
そして
クライアントと一緒に歩くこと(?)
ということ。
徹底的にクライアント視点です。
そうでなければ、アロマセラピーなんてできない、と思ってるんです。
すごくシンプルなことを言ってしまうと
・選ぶ精油はクライアント主導でなければ意味がない。
・施術を受ける姿勢はクライアントの好みでなければ意味がない。
・施術のスピードや圧がクライアント好みでなければ意味がない。
こういうことです。
つまり「クライアントの好み」や「クライアントの嗜好」を
その都度受け入れて、そこに「どんな意味があるのかな?」を考えられる人じゃなければ
アロマセラピーはできないと思うんです。
セラピストが何ができるか、とか
セラピストの手技がどうであるか、とかはその次のこと。
多分、こんなことにめちゃくちゃこだわるレッスンて無いと思います。
うつぶせの時に入れる足枕一つとっても
ハンドタオルをくるくる巻いたような小さなタオルはダメなんです。
沈んじゃうから。
バスタオルのような大きなタオルで、しっかり包み込む。
これが安心感につながるから。
でも、それは施術者にとってあまり都合のいいものではありません。
大きすぎて邪魔になります。
気をつけないと手がぶつかって、エフルラージュのたびに足枕にあたっって
クライアントの足が動きます。これはもっとNG!!
実際には足だけでなく、腰や肩まで動いてしまいます。それだけで姿勢を歪めます。
だから、足枕に当たらないように細心の注意を払って、エフルラージュをする。
足のエフルラージュだけで、めちゃくちゃ気を使うので、レッスンの時間もすごく割きます。
だから、手技とか手順とかやってられないんです。
今ある技術をいかに良いものにするのか?ということしかできないんです。
ここは私自身ももどかしいところです。
でも、この「クライアント視点」を徹底してみると
クライアントの心の状態があれれ?ってくらいによく見えるようになるんです。
クライアントの視点になれるから。
それがセラピーだと思うんです。
というわけで
マニアックで変態(?)なレッスンを1月からまたまた開講します。
受講料も高いし、内容もヘヴィです。
っていうか、多分最初は何を言われているのかわからないと思います。
でも、修了時には、自分の施術が明らかに変わって、クライアントの満足度が格段に変わることがわかるはずです。
こちらのブログでも
ご紹介しているので
興味のある方は、ご一読ください→ リコネクティングトリートメントって何?
姿勢が変わるだけでタッチが変わります。
クライアントの満足度が全然違います。
その結果施術後の肉体的満足度、精神的満足度が上がります。
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