ビジネスがうまく行かない時こそGIVE
- 2017/09/15
- 09:48
数年前 アダムグラントの「GIVE & TAKE」と言う本がはやったことがありました。
搾取することを考えるのではなく、「与える」ことから考えることが成功の秘訣。
みたいな内容だったと思います。
これって、アメリカでは新しい思想だったかもしれませんが、日本ではごく当たり前のこと。
って思いながら読みました。
商売をする上で、お金儲けを先に考える人ってそもそも少なかったと思うんです。
やっぱり「●●を提供したい」「○○を広めたい」と言うGIVEの気持ちから生まれていることが多いはず。
いつからか、金儲けできる人が才能がある人、みたいな空気になってるけど、金儲けがすごいんじゃなくて、それだけ支持されるものを提供していることが素晴らしいのだと思うのです。
だから、錬金術みたいな金儲けは、淘汰されてきています。
じゃあ、支持されるものを生み出す人ってどう言う人なのか?と言うと・・・
・天才的なひらめきで商品を作り出す
・マーケットをよく理解した上で商品を作り出す
この2パターンじゃないかと思うのです。
「天才的なひらめきで・・・」と言うのは、なかなか得られない才能なので
私のような凡人は「マーケットをよく理解する」と言うことしかないわけです。
私は、同業者だけでなく、いろんな業界の経営者と会うことが多いのですが、
やっぱり多くの経営者たちは 自分の業界だけでなく他の業界のマーケットもよく勉強しています。
勉強といっても講座に通ったり、学校に通う、と言うだけでなく
実際にそう言う商品を購入したり、サービスを受けてみたり、と
自分の目と頭と身体で体験している方が多い。
フットワークが軽くて
思考が柔軟
この2つがあるような気がします。
逆に、それほど環境や条件も悪くないのに、なぜかビジネスが停滞している経営者は
この2つのどちらかが、あるいは両方が欠落しているか低いです。
フットワークが軽くない・・・
自分の商圏を出ない。
他の人のサービスを受けない。
講座や学校に通うことがない。
旅行に行かない。(旅行に出ることが経済の流れを知るには一番です!)
思考が柔軟じゃない・・・
昔学んだことに固執する。
コンサルやコーチの言うことを受け入れられない。
時代の変化を否定する。
自分のやり方、考え方が正しいと信じている。
こんな感じかなぁ・・・
特にビジネスを始めた頃、あるいはビジネスが停滞し始めたら
他の人のサービスを受けまくる!商品を買ってみる!これが一番です。
お金がないから・・・なんて言って、躊躇しているうちに
錆びてきます。
「経済」という流れている河の中にいる自覚を持って、
自分の泳いでいる場所、渡っている橋を常に見極めないと溺れます。
溺れかかった経験のある身として、自分が困っている時こそ「GIVE」。
GIVEって何かというと、分かりやく言うと投資。
でも投資ってTAKEなのかなぁ?
ちょっとよくわからなくなってしまいましたが、そういうことです。
困っている時こそ、時間とお金を自分以外に使ってみると
見えてくることがあります。
アロマセラピーサロンVert Mer 公式LINE@

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