「理想」という枠組み
- 2017/09/13
- 17:59
ローレルという精油があります。
月桂樹の精油です。
ギリシャ神話の英雄アポロンが頭にかぶっている月桂樹。
ブーケガルニに入っている月桂樹。
生理用ナプキンの名前にもなってる!
ローレルと聞くと、あまり知らないかもしれないけど
きっとどこかで目にしているハーブです。
この精油、すごく守備範囲が広くて
自律神経、免疫、内分泌 そして外傷、炎症など
なんにもで使えます。
さらに、香りが深くて、ブレンドに1滴加えるだけで
全ての香りをまとめて深みを出してくれるので、ブレンドにも重宝します。
※ただし、アレルギーのある方もいらっしゃるようなのでご注意ください
いつだったかのアロマアナリーゼでは
全員が選んだ「ローレル」です。
そんなに人気なのか!
というと、意外とそうでもない。
好きな精油を挙げてもらっても
「ローレル」と答える人は、ほとんどいないと思います。
香りには少し癖がある気がします。
でもアロマアナリーゼでは・・・
というところが面白いところです。
さて、このローレル
アロマアナリーゼでは
「理想の自分」とか「アイデンティティ」というキーワードがあります。
自分を確立する。ということなのですが
いわゆるグラウンディングなどの「自立」とは少し違って
自分が描いている自分像を確立する。
というものです。
ですから、ちょっと背伸び気味だったり、無理めな感じだったり・・・
ということだったりするのですが
ちょっと頑張りどころ、踏ん張り時だね!
というニュアンスがあったりします。
で・・・
実は、あんまりアロマアナリーゼでもお伝えしていないのですが
ローレルには、もう少し続きがあって・・・
「理想の自分」「自分が思い描く自分像を確立する」って
ある意味で
自分に限界を作っている。という側面もあるんです。
結局、”理想”って”枠”です。
そこに向かうということは、枠にハマろうとしている。ということな訳です。
でも、それが楽な時、気持ちいい時もあります。
だから敢えてこのことを伝えませんが
理想の状態、夢見ていた自分になったはずなのに・・・
なんかしんどい、なんかきつい・・・
ということが、必ずその次にやってきます。
でもそれは必要なリバンド(リバウンドじゃないか?)。
でも、元の自分に戻るわけではなく
理想の自分はそれじゃなかった。ということに気づき
さらに枠からはみだせた自由な自分と出会えるはず。
そこからが本当の自分との旅が始まるんじゃないかな?
って、思うんです。
ローレルの話だけど
「理想」ってそういうことじゃないかと
思ったりする今日この頃。
そして理想の私を演じる時間^^
9月19日ライブ
アロマセラピーサロンVert Mer 公式LINE@

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