快不快がわからない・・・
- 2017/08/07
- 11:01
今日は暑いですよね。
暑いって感じてますか?
クーラーの中は冷えますね。
涼しい。寒いって感じてますか?
感じてるに決まってる!! って思うかもしれません。
では、
暑い日はサンダルが良いですよね。
サンダルは歩きにくいって感じてますか?
逆に
サンダルは快適って感じてますか?
何が言いたいのかと言うと・・・
自分の快・不快に意外と気づいていない。
あるいは、気づいていても無自覚に我慢している人が多いんです。
プロセラピスト養成コースは、もう残り数回の終盤になるのですが
昨日のレッスンで
受講生達の身体に対する感覚が鈍っていることがわかりました。
本人が「楽」だと感じる立ち方をしてもらいました。
が・・・その立ち方だと、足はパンパンに緊張しているし
肩はガチガチ・・・
しかし、それを指摘しても本人に自覚がありませんでした。
つまり、それは「楽」なのではなく
普段からしている姿勢でしかないと言うことです。
普段からしている姿勢がすなわち「楽」な姿勢ではなく
何かの理由で緊張感の高い姿勢をするようになり、
それに慣らされているだけなのです。
でも、それを「楽」だと勘違いしている。
そして、レッスンの中で自分の身体への感覚を目覚めさせました。
(本当はこれを最初にやらないと、他人に施術なんてできないんだけど!!)
本当の「楽」がわかると、自分の身体への感覚が蘇ります。
「あ、これが楽なんだ。」
足の上に膝が乗り、膝の上に腰が乗り
腰の上に上体が乗る。
どこにも無理のない姿勢を自分で勝手に調整し始める。
この感覚がわかれば、歩きながらでも寝ながらでも
勝手に身体の調整をするようになります。
そうなると
常に自分のベストな状態を自分で作ることができるので
太ったり痩せたりと行った体型の変化もあまりないし
腰痛なども起きにくくなります。
40代、50代になって太りやすくなった。(痩せやすくなった)
と言う方は、もしかしたら身体に対する感性が鈍ってるかもしれません。
この子を見てると、教えたわけでもないのに枕を上手に使います。
頭の下に入れている時もあるし、頭から肩まで入れている時もある。
端っこをちょこんと乗せている時もある。
心地よい頭の高さを知ってるんだと思います。
それによって、自分の体調、体制を整えいているんだろうな。と見ています。
そして・・・
セラピストって、意外と肉体労働です。(意外じゃないか?)
なので、姿勢はとても重要です。
骨盤の上に上体がきちんと乗っている姿勢で施術をします。
これができないと、腰を痛めます。
骨盤に上体を乗せるって意外とできないみたいで
みなさんすごくぎこちない姿勢になりますが、きちんと乗ると
身体は軽く使えるし、腰の筋肉は常に弛緩しているので腰痛は起きません。
ただ、場合によって、瞬間的に無理な姿勢で施術をせざるを得ない時があります。
その時に、自覚して無理な姿勢をするのか
無自覚に無理な姿勢をするのかでは、その後のケアが違います。
自分の身体の不調への感性は高いに越したことはありません。
そしてそれを自分で治せることが、施術者としては欲しいスキルです。
終盤になって初めて気づいた自分の身体への感性だったかもしれませんが
受講生達は、それがわかってまた格段に施術が上手くなることでしょう。
自分の身体がわかれば
クライアントの身体への理解はずっと高まりますからね!
アロマセラピーサロンVert Mer 公式LINE@

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