点と線が繋がる
- 2017/05/25
- 22:08
長島先生のセミナーに参加した。ということは先日書きました。
→ 1敵の力
今日、長島先生のセミナーの話を人にしていたら、
あ! と、あることに気づいたのです。
(人に話すって大事ね)
精油の単品香料 つまり精油の化学成分ですけど
それを一般的なラベンダーの成分と同じだけ
混ぜて「精油っぽい」ものを作りました。
そしてこれらは、石油から作られた成分もあったので
出来上がりの精油っぽいものは、植物と石油の合成オイルです。
でも、この成分を全部植物から採油して単離したものを使ったとしたら
100%天然です。
でも、植物を蒸留して採油した精油とは違います。
でも、作用は全く同じ。 と、言ってもいいかもしれません。
だって入っている成分は同じなのですから。
だとすると、ラベンダーからラベンダー精油を作らなくても
ベルガモットのリナロール
プチグレンの酢酸リナリル
ラヴィンツァラの1,8シネオール
を混ぜて「ラベンダー風オイル」を作った方が混ざりものもなく
安定したオイルが得られるんです。
魔女ラボセミナー企画でお呼びした
富先生が「メディカルに精油を使おうとしたら成分が安定しなさすぎる」と
おっしゃっていましたが
このようにすれば、成分はめちゃくちゃ安定します。
だって、計量してその成分を加えるわけですからね。いつでもどこでも同じ品質
同じ香りの精油が手に入ります。
作用だって計算通りの結果が得られます。
メディカルユースに耐えられる品質だって可能です。
えー、それじゃあ「精油」って言わないんじゃないの〜?
と、思う方もいらっしゃるかもしれません。
植物の産地、生育環境、生産者、採油者の想いなどが
それぞれ反映されて、ロットごとに違う成分だからこそ
精油が可愛い。と思う方もいらっしゃるでしょう。
結局、精油、アロマテラピーに何を求めるか?
ということなんだと思います。
例えば原液使ってもいいし、飲んで大丈夫。と言われる精油があります。
それは、もしかしたら先ほど書いたように成分を合成することで
精油全体の作用を安定させていて、場合によっては作用を薄めているかもしれません。
(あくまでも私の予想です)
それでも、天然100% オーガニックエッセンシャルオイルです。
一方で、飲んだり原液で使うなんて絶対ダメ!
という精油は、成分が安定していないし何がどんな悪さをするかわからないしね。
というのもあると思います。
成分分析表が出ていたって、本当にそれが正しいかどうかなんてわかりません。
何が入ってるかなんて究極的にはわかりません。
どちらが良いとか悪いではない。
何を信じたいのか?
何をしたいのか?
それを決めるのは自分自身です。
そしてそのために必要な知識は何なのか?それを得るためにはどうしたらいいのか?
長島先生もおっしゃっていました
「合成香料ということで毛嫌いしないでください」
精油だって化学成分の合成香料だから^^ (一般的には合成とは言わないけど)
精油って思っているものの自分の了見の狭さに気づきました。
そして私が精油やアロマテラピーにおいて大切にしていることや
外せないものが何であるか?が、わかってきたような気がしたのです。
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