- 2017/05/22
- 17:22
久しぶりに精油の勉強に行って来ました!
単品香料・・・
つまり精油成分の単離したものです。
ラベンダーアングスティフォリアなら
リナロール
酢酸リナリル
1,8シネオール etc.
というこの成分を一つずつどのように採取するのか?
そしてどのような香りなのか?を学んだ後
単品香料を天然精油の割合でブレンドすることで、イミテーション香料を作りました!!
ラベンダー
ローズアブソリュート
この2種類です。
ラベンダーは、アングスティフォリアというより、ラバンジンっぽい香りです。
ローズアブソリュートは、皆さんがイメージする「バラの香り」そのもの^^
このままクリームなどに入れると、高級美容クリームになりそうです。
合成ということは、精油と比べて品質が劣るのか?
というと、そういうことではなく、
単品香料も天然精油から単離するケースもたくさんありますので、
作用としては精油と変わりません。
ただし、精油の場合、ガスクロマトグラフィーで検知されない化学成分が
精油の複雑な香りを出していたり、独特の深みを出していることがあるので
香りの奥行きが変わることもあると思います。
面白いことに
単品香料を化学的に作った場合と、天然精油から単離した場合と
99.5%同じものができたとしても、香りは違うのだそうです。
たった0.5%の違いが、香りの印象を変えるということです。
今日の実習でイミテーション香料を作った時もそうでした。
ラベンダーを作る時
リナロール、酢酸リナリル、αテルピネオール、1,8シネオールと加えていると
ラベンダーっぽい香りですが、なんとなくぼんやりしていました。
最後にたった1滴酢酸ゲラニルを加えた瞬間に
キリッと引き締まり、ラベンダー精油らしい香りになりました。
長島先生もおっしゃっていましたが
「1滴の力」です。
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