サービスの料金ってどうやって決めるの?
- 2017/04/17
- 11:20
急に暑くなりました。
春というより初夏ですね^^
春と言えば、お財布を買うと良いとよく言われていました。
春財布=張る財布 ということらしいですが
諸説ありますね。
でも、春に何かを新調することは心機一転で気持ちが良いものです。
お財布と言えば・・・・
私のお客様や生徒さん達には、プロのセラピストさんも多いですし
プロのセラピストを目指すと言う方も多いのですが
その中でよく聞く質問が
「サービス料金をどうやって決めたら良いのかわからない」あるいは
「料金を決めることが難しい」ということ。
つまり、アロマセラピーを仕事にしている(したい)けど、その料金設定に悩む。
ということです。
ま、これはアロマセラピーに限ったことではなく、どんな商売も料金設定は大事です。
例えば、コンビニで3,000円のお弁当は高く感じます。
でも、高級レストランのディナーコースの3,000円はリーズナブルに感じます。
そういうこと。
え?どういうこと?
つまり
3,000円という料金が高いかリーズナブルかということは
絶対価値ではなく、相対的なものだということ。
●何を提供するのか?
コンビニもレストランも提供するものは「食事」です。
でも、この価格差に納得する理由は、私たちが「食事」だけを買っているわけではない。
ということです。
では、それぞれ私たちは「食事」以外に何を買っているのでしょうか?
それを自分のビジネスに当てはめてみる。
「アロマテラピー」以外に何を提供しているのでしょうか?ということ。
ただし、ここで勘違いしないで欲しいことは
レストランは素敵な雰囲気、高級な食器、洗練されたサービスを提供しているわけではない。
ということです!!
これは、提供したいことのための付加価値です。
一番提供したいことは、そこではありません。
これを勘違いすると、「私のサロンは高級スパのような素敵な設備もないし、サービスも素人です」
ということになってしまいます。
違うんです!
先ほどのレストランが本当に提供したいことは何なのか?
そしてそう言った視点で、自分が本当に提供したいものは何なのか?を考えてみることが大切です。
※こういうことを色んな視点で考えるレッスンはこちら
●お客様のお財布事情を値踏みしない
時々、本当にダンピング並みの料金で施術を提供しているサロンがあります。
そういうサロンのオーナーさんは、大体いつも「大変です」って言ってます^^
そう思います。
一日何人施術をしても、1ヶ月何人施術をしても疲弊するばかりで黒字化しないのです。
もちろん自分の人件費は”無料”で考えているにも関わらずです。
私が「もう少し自分が働いていて楽しくなる程度の料金に上げたらどうですか?」と
アドバイスをすると、こう答えます。
「ウチのサロンのお客様にはこの料金以上だと高いと思われる気がします」
あら?お客様のお財布事情をご存知なんですか?って思っちゃいます。
例えば、
「ウチのサロンの料金、あなたにはちょっと高いですよね?だからリーズナブルにしてます」って
あなたがそのように思われていたらどう思います。
なんてお客様想いのサロンなんでしょう!って思いますか?
サロンという性質上、やはりある種の「豊かさ」「満足度」が必要だと考えています。
もちろんリーズナブルに提供できるサービスも必要です。
でも、自分をすり減らしながら・・・というのは本末転倒です。
「石鹸になってはいけない」と、以前友人に言われたことがあります。
相手を綺麗にするために我が身を減らしていくのは「石鹸」だけでいい。って^^
お客様が豊かになることと同時に 自分自身も豊かになることを目指してはいかがでしょう?
豊かになる、ということは必ずしも経済的なものだけではありませんが
商売をしていてお金がなくなる。ということは生命線を断たれます。
お客様の財布事情を値踏みするような下品なことは止めて、
あなたもお客様も豊かになる方法を考えてみてはいかがでしょう?
●料金設定はどうする?
先の2つのことを考えてみて
自分が提供するサービス「アロマテラピー」以外のサービスは
お客様をどれだけ「豊か」にできるのか?ということです。
その「豊かさ」は、どれだけの価値があるのか?
という前提に
サロンを運営するにあたっての経費、人件費などを加味した料金を決めます。
絶対にやってはいけないことは、働けば働くほど赤字になる設定です。
そんなバカな!と思っていても意外とやってますよ。
お客様をお迎えして、お帰りになり洗濯掃除をする時間を含めた時給計算をしてみてください。
それ以外に、集客のためのポスティング、ブログ作成時間等々含めた時間も考えてみてください。
東京の最低賃金は932円/時間です。 932円/時間より安くなってませんか?
働くあなたもお客様も豊かになれるようなアロマセラピーのお仕事をしてください。
だって、アロマセラピーは豊かなものだから^^
アロマセラピーサロンVert Mer 公式LINE@

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