ここ数日、アロマテラピーについて考えさせられることが立て続けに起こっています。
(こういう波って、定期的にきますね

)
学生時代の友人から、精油についての質問があったので、私の知る限りのことをメールで答えました。
その時の返信に
アロマに医療分野も美容分野の区別なんてないのねとあったのです。何でそう思ったのかは、わからないのですが、その一言が私の中でとても残っていたのです。
同じ精油を使うのだから、どのような作用があるのかは、美容目的であろうと治療目的(日本ではありえないけど)であろうと同じ結果が出るのです。
それを、メディカルとかビューティーとか、ヘルスと分けること自体ナンセンスなのでは…
と、当たり前のことなのですが、どこかで何かを無視しようとしていた自分に気付きました。
そして、今週は大分から
Fairly RingのROSEさん という素晴らしいセラピストさんが、経堂のレンタルスペースを借りてくださって、2日間みっちりのご予約を受けていらっしゃいました。
ROSEさんの感性(センス)は、独特で崇高です。私にはとても手の届かないところにあります。
そんな彼女のアロマテラピーに対する考え方は、とてもシンプル。
アロマテラピーは、リラクゼーションなんかではなく、もっと全霊的、全身的なもの。
セラピストは、精油の言うとおりにするだけ。
セラピストにできることは、精油に忠実であることだけ。そう。
アロマトリートメントが、ただのリラクゼーションでもましてやマッサージではないと思いながら、
一体何と言えばいいのかしら?と、思っていたところで、この言葉が彼女の口から出たときに
そうか!そうだよね。
私たちは、特別なことをしているわけではなく、ただ選ばれた精油をお客さまに届けるだけ。
メッセンジャーでしかないんだ。と、ストンと落ちました

あとは、精油がお客様に上手に作用してくれるはず。
その環境作りを私たちセラピストが、少しお手伝いする程度。
(ROSEさんのセッションは、かなり衝撃的です

私は2回受けましたが、感動しました。機会があれば皆さんも受けてみてください。次回は10月ごろ上京予定だそうです)
そして今日、これまた学生時代の知人。学生時代から私に多大な影響を与えてくれている人ですが、20年ぶりの再会。
アロマテラピーってよくわからないけど。
聞けば聞くほど、センスを前面に出さなくちゃだめじゃん。 そう。
センス。
センスって言うと、「おしゃれ」とか「飾る」と連想しがちですが、
本来は「
五感」や「
感性」やのこと。
アロマテラピーとは、切っても切れない言葉です。
はっきり言って、いろんな意味でセンスに自信のない私

は
そこを切り捨てて、質実剛健、実質重視。で、職人気質にやってきました。
でも、そろそろそう言った苦手な分野にも目を向けなくちゃいけなくなってきたようです。
立て続けに、アロマテラピーに対する姿勢を問われるような言葉に出会い、
これからの私のアロマセラピストとしてのスタイルを見直す時期に来た気がします。
そして、こんなにたくさんの気づきをくれた友人知人に感謝です
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