操体法を使ったセルフメンテナンス
- 2016/07/03
- 12:41
昨夜は暑すぎて、なかなか寝付けなかったこともあり
今日は少しいつもよりゆっくり起きました。
それがまずかったようで、右の首から肩に違和感。
いわゆる「寝ちがえ」というやつです><
寝違えると、普段通りの動きができなくなって
いかにもぎこちなくて、嫌ですね。
こんな時
痛いところを「もみほぐす」って、やってしまいがちですが
これって全然効果がありません。
寝違えた結果として首や肩が痛いのですが、
実際に寝違えた場所は、そこではないことが多いのです。
それをゆっくり観察してみます。
①自分の身体を静かに少しずつ動かしてみる。
痛いところ以外を、1つずつ丁寧に動かします。
できれば痛いところの遠いところから。
右の首と肩が痛い場合は
左の足首、膝から!!
え?そんな関係のないところから?!
と、思うかもしれませんが、身体は繋がっています。
何が影響しているかわかりません。
そして、実は左右の腕と足はクロスして繋がっています。
まずは遠いところから、1つずつ動かしてみて
痛いところにどのような影響があるかを見ていきます。
②動かした時に何を感じるか観察する
痛みが走る。という場合は、その場所は触ってはいけない場所。
候補から捨てます。
何も感じない。という場所も一旦候補から捨てます。
あ、ちょっと楽かも。
気持ち良い(痛キモチ良いは除外)と感じた場合。
ここに注目します。
③気持ち良いを追求する
気持ち良い動き、楽になる動きを
丁寧に静かに追いかけながら、その姿勢をキープします。
しばらくキープした後に脱力。
を繰り返します。
が、意外と「気持ち良い動き」がわからない。
実感として掴めない、という人が多いです。
気持ち良い=痛キモチ良い と思っているからです。
ここで言っている
気持ち良い=温泉に入っているような心地よさ です^^
ふぅ〜、と呼吸が楽になるような
筋肉が緩むような、心が緩むような気持ち良さです。
その心地よさをゆっくり味わって
だら〜んと脱力。
これを繰り返すだけで、
あら不思議! 寝違えが楽になるのです。
ちなみに今日の私の
心地よいポイントは
右の肩甲骨をゆっくりと背中側に内転させる動きでした。
(腕は下げたまま)
この時に、一緒に動く骨盤も
動くままに動かします。
骨盤を左前に突き出す動きも良かったのだと思います。
これが操体法を利用したセルフメンテナンス方法なのですが、
ちょっと難しい内容でしたね^^;
リコネクティングスキルズレッスンでは
この理論を施術に応用しています。
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