関節の動きを理解していますか?
- 2016/02/19
- 18:08
施術をする時に 足首の下や肩の下や胸の下にタオルを入れて
クライアントさんの姿勢を緩める、楽にすると言うようなことをすることがあると思います。

この時にちゃんと関節の動きって理解していますか?
この時、というのは 「タオルを入れる時」です。
足首の下に入れるときは、通常足首辺りを掴んでタオルを滑り込ませます。
そして足をタオルの上にそっと置きます。
が、この時、さっきと関節の向きが違ったり、あるい角度が変わったりしていることが往々にしてあります。
レッスンのときは注意をしますが、
足首を持ち上げる時に、クライアントの足の動きを無視して自分が動かしやすい方に”勝手に”動かしてしまい
そのまま足を戻しているのです。
説明がわかりにくいかもしれませんが、
「足首を持ち上げる」と言う行為は、単純に「上」に持ち上げるわけではありません。
なぜなら、脚には膝関節があります。
膝を支点に、足首は弧を描いて上部前方へ動きます。
こういった関節の動きを理解して持ち上げている人は意外と少ないのです。
逆に、このような気遣いをして足首を持ち上げてくれる方に出会うと
「素晴らしい!」とこの時点で、信頼してしまいます^^
腕に関してもそうです。
肩の下にタオルを入れてくれる。
と言う気遣いは、とても嬉しいです。
でも、この時ぐっと腕を上部に引っ張られると「あれ?」と思います。
肩関節のゆるい人だと抜けることもあるかもしれません。
肩関節の稼働域は人によって随分差がありますが、
うつぶせの状態で「上」へ上がる人は絶対にいません。
そのように出来ていないからです。
肩関節がどのように動くのか?
身体前面にやや巻き込むように動きます。
この動きを理解して腕をそっと持ち上げてみてください。
クライアントには一切の違和感も無く
タオルがいつの間にか肩の下に入っている!!
という感動の一瞬になりますよ。
もちろん施術中に、腕を動かす時、脚を動かす時も
それぞれの関節の違いによる動きの違いを理解しておくと
全く違う結果が生まれます。
腕の施術で、腕を外転させることがありますが
この時も無造作にパッと開くのではなく、
肩関節に負担をかけず
肘関節の自然な軌道の上に動かす。
どんなに結果が変わるか?
ということは、やってみたらわかります^^
驚くほど変わりますよ。
ぜひ関節の動きにご注目ください。

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クライアントさんの姿勢を緩める、楽にすると言うようなことをすることがあると思います。

この時にちゃんと関節の動きって理解していますか?
この時、というのは 「タオルを入れる時」です。
足首の下に入れるときは、通常足首辺りを掴んでタオルを滑り込ませます。
そして足をタオルの上にそっと置きます。
が、この時、さっきと関節の向きが違ったり、あるい角度が変わったりしていることが往々にしてあります。
レッスンのときは注意をしますが、
足首を持ち上げる時に、クライアントの足の動きを無視して自分が動かしやすい方に”勝手に”動かしてしまい
そのまま足を戻しているのです。
説明がわかりにくいかもしれませんが、
「足首を持ち上げる」と言う行為は、単純に「上」に持ち上げるわけではありません。
なぜなら、脚には膝関節があります。
膝を支点に、足首は弧を描いて上部前方へ動きます。
こういった関節の動きを理解して持ち上げている人は意外と少ないのです。
逆に、このような気遣いをして足首を持ち上げてくれる方に出会うと
「素晴らしい!」とこの時点で、信頼してしまいます^^
腕に関してもそうです。
肩の下にタオルを入れてくれる。
と言う気遣いは、とても嬉しいです。
でも、この時ぐっと腕を上部に引っ張られると「あれ?」と思います。
肩関節のゆるい人だと抜けることもあるかもしれません。
肩関節の稼働域は人によって随分差がありますが、
うつぶせの状態で「上」へ上がる人は絶対にいません。
そのように出来ていないからです。
肩関節がどのように動くのか?
身体前面にやや巻き込むように動きます。
この動きを理解して腕をそっと持ち上げてみてください。
クライアントには一切の違和感も無く
タオルがいつの間にか肩の下に入っている!!
という感動の一瞬になりますよ。
もちろん施術中に、腕を動かす時、脚を動かす時も
それぞれの関節の違いによる動きの違いを理解しておくと
全く違う結果が生まれます。
腕の施術で、腕を外転させることがありますが
この時も無造作にパッと開くのではなく、
肩関節に負担をかけず
肘関節の自然な軌道の上に動かす。
どんなに結果が変わるか?
ということは、やってみたらわかります^^
驚くほど変わりますよ。
ぜひ関節の動きにご注目ください。

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