なりたい自分にしかなれない

渋谷駅に大きな広告が出ていました。
何か女性誌の広告だと思います。

なりたい自分になる

って書いてありました。

少し前から、こういうコピーが良く見られるようになりましたね。

それだけ、女性に響く言葉だということなのでしょうか？


でも・・・


と、私は思うんだけど、


わたしたちは、なりたい自分にしかなれない。ですよね？

例えば、その洋服を選んだのは私。　
それは、こんな風な私になりたい。と言うイメージの元に選んだ洋服です。

例えば、この仕事を選んだのは私。
それは、こういう生き方をしたい。と自分が思ったからです。

例えば、誘われたのに行かなかったのは私。
だって、あそこは今の私にとって場違いだし、あまり面白そうじゃないと思ったから。


つまり、それはいつも私が「そうなりたい」と思って選択した結果の生き方です。

ということは、やはり私たちは常に「なりたい私」になってます。


逆に「なりたくない私」になるというのは、

例えば、良い悪いではなく、洋服は誰かの真似。
例えば、仕事は取りあえず選択したまま吟味をしていない。
例えば、誰かに言われるがまま、誘われるがまま行動する。


と言うこと。でも、これもそれを選んでいるのは「私」
だとすれば、不甲斐ないかもしれないけど、やっぱり

そんな「なりたい私」になってる。


残念ながら（？）なりたい自分にしかなれないのが、自分の人生です。
そして今、鏡に映ったあなたが、今のなりたい自分そのものです。


その結果に満足していないなら、

「なりたい私」そのものを見直してみることかもしれません。

そしてそのための、「選択」に責任を持つことです。

当然のことですが、なりたい自分の場所まで誰かが手を引いて連れて来てくれるなんてありません。

あなたにしか、「なりたい私になる」ことはできないんです。


自分の人生に満足したいなら、どんな自分になりたいのか。それを決めることも大事なことだな。と、思いながらその広告を見たのでした・・・