誰のせい？

今日はお休みなので、朝から念願の食洗機の工事が入っています。15分程度で終わりました

これで食器洗いでの手荒れの心配がなくなった！


さて、そんな工事を尻目に、私は韓国ドラマを見ていました。
全然内容はわからないけど、チェ・ジウが出ています。

離婚をした娘を叱る母親に

「わたしが冷たいですって！？　一体誰のせいだと思ってるの？」と泣きじゃくっていました。

泣きの女王は未だに泣くんだ。と言う感想とともに

誰のせいだと思ってるの？

という叱責の言葉。


私は、この言葉を胸に呑み込んでいる女性をたくさん知っています。

もちろんこの誰は、「母」です。


母娘関係は良好に見えても何かしら問題があるものです。
それは、同性だということで、近親憎悪の感情も生まれやすいからかな。と思ったりします。


随分前にサロンのお客様が

「もうそろそろ母のせいにするのは止めよう、って思ったんです」

と、静かに決意を語ってくださいました。

たったそれだけの言葉に、たくさんの葛藤があったと思います。

私は心から拍手を送りました！


母親のせいで今の自分は不幸
母親のせいでこういう自分になってしまった
母親のせいで私はこんな生き方しかできない
母親のせいで…
母親のせいで…


それは事実かもしれません。そしてそう考えてしまうことも仕方がありません。

でも、それはとってももったいない。

相手は変わりません。自分が変わるしかないんです。


どこかで私のお客様のように「止めよう」って区切るしかないんです。未解決の問題として理解するしかないんです。


その代わり

私はこの母親の下で育ったおかげで、我慢強くなった。
そのおかげで、人の痛みがわかる人間になった。
そのおかげで、人を愛することの大切さを知った。

などなどたくさんの学びがあったはずなんです。

誰のせいでこうなったと思うの！？と、叫んでも、母親だってそうなりたくてなったわけじゃないし、変われないんです。


自分が切り替えることが大切なんじゃないか。と、チェ・ジウのセリフを見て思ったのでした。