健康のためにはアイデンティティが必要

多くの関心を寄せていただいた、昨日のブログ⇒女性の身体には、現代医療は合わない


全然関係ないけど、対馬先生がおっしゃっていたことで、驚きと言うより怒りにも似た感情になったことがあります。
東京都では、10年前くらいから「公立学校での性教育禁止」なんですって！！
知ってました？　

事実、自分の性を知らずに、十代の中絶率が上がっています。

関連的に少子化が進むんです。男子が草食化するんです。性犯罪が増えるんです。

ナンセンス～～！！


気を取り直して…

今日は、昨日書いた「健康に必要な要素」
知識、意識、習慣を持つことで、更年期以降の私たちがいかに健やかにいられるか。ということ。

これらで「自分という苗を育てて、健康な木を作る」って、対馬先生はおっしゃっていました。
更年期に入ってからではなく、若いうちに育てておくと尚いいですよね。

・バランスの良い食事…習慣、知識
・ボディケア（アロマトリートメントなど）…知識、意識
・良好な人間関係…意識
・アイデンティティ…知識　
・メンタルケア・ストレスケア…知識、習慣
・禁煙…習慣
・睡眠、休養…習慣
・検診（婦人科検診）…知識、意識
・運動…意識、習慣

そして今日は、このうちの「アイデンティティ」について書きます。

この健康に必要な要素の中で、なんとなく異彩を放っている要素だと思いません？

アイデンティティ（identity)
同一性（どういつせい、英: identity）は、他のものから対立区分されていることで変わらずに等しくある個の性質をいう。
引用：Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8C%E4%B8%80%E6%80%A7

…難しい

簡単に私なりの言葉で説明すると、
私が私であること。それがどんな環境、立場であろうとも変わらない私と言う個の持つ性質。

と言ったところでしょうか？

昔よく若者たちが「自分探しの旅」と言う名の、放浪やチャレンジをしていましたが、それはある種のアイデンティティの確立のための方法だったのではないかと思います。


ではなぜ、健康にアイデンティティが必要なのか？

それは、私たちの健康は相対的なものではなく、絶対的なものだからだと、私は考えます。
つまり健康への概念は、私固有のものであって良いと思うのです。

私と言う人間が伸びやかに生きる、健やかに生活している。という実感は、誰かに決められるものではなく、私が感じることであり、私の権利です。

そのためには、「わたしは一体何者で。何を求めていて。何を幸せとしているのか。」とアイデンティティとして知っておくことが何より大事です。


ところが…

日本人の女性は、これ（アイデンティティの確立）がとても下手です。
本来思春期辺りである程度のアイデンティティは作られるはずなんですけどね…

と、対馬先生は呟かれました。


そうなんです！！

私がアロマセラピストとして、アロマインストラクターとして、伝えたいこと、気付いてもらいたいことは　それだ！　と思いました。

アイデンティティです。


私も日本人女性ですから、アイデンティティの確立を思春期にしそびれたのか、（ずいぶん）大人になって身体に不調をきたしてから、人のがんばりと自分の無理を比べてはいけない。
自分に無理なモノは無理。嫌なものは嫌。って言わなくちゃ。

って気付くのですが…


我慢が美徳と教えられた日本人女性。
そして、がんばれちゃうのも事実。

でも、その基準は自分の中にきちんと持っていて欲しい。

対馬先生は、生きる選択は自分にある。と、何度もおっしゃっていました。


当たり前なんです。

だからそのためには、どんな環境でも揺らがない自分を作ること。それがアイデンティティです。

アロマテラピーはそのお手伝いができるはずです。
明日の記事でアップしますが、昨日開催した香水セミナーでは、そういったことのバックアップになると思っています。



あなたの幸せはなんですか？

※あ！幸せの基準が、他人や環境にあるとダメですよ。
例えば、「子供が幸せであれば、幸せ」　一見、何も求めない謙虚な幸せっぽいけど、
明らかに自分の幸不幸を子供に預けてますからね。
そう言った方は、もっと自分主体に生きてください。