もう1年半くらいある作業を続けていて、もうすぐそのゴールに近づいているのですが…
その最後の仕事として、依頼されていることが「
裏アロマ
」(って、その人が言ったから、そのまま使います

)についてまとめて欲しい。とのことです。
裏アロマって、面白い表現ですが、何かと言うと
昔々、いろんな国で使われていた「魔術」のようなハーブの使われ方です。
昔々…って書きましたが、実は国によっては現在も白魔術や黒魔術としてハーブは使われています。
悪用しないことを前提に、今この魔術を調べてまとめています

やっぱりアロマやハーブの歴史的な背景は面白さ満載です。
半年後くらいには、これらをまとめて少しずつ(まとまっとんのかいな?少しずつなんかいな?どっちやねん!)皆さんにお披露目できることになると思いますので、お楽しみに

といわけで、ここ数日 書棚の目ぼしい本を引っ張り出しては読み漁り、それらしい記述があればそれを元にさらに調べる…という作業を繰り返しているのですが、
本を読む作業って、脱線しますよね

目的とは違う一文に妙に惹かれて、そっちに夢中になってしまって、本来の目的にたどりつかないことってありますよね。
まさにそういった状態で、今すっかり夢中になっているのが パトリシア・デーヴィスのサトル・アロマテラピーです。
パトリシア・デーヴィスのサトル・アロマテラピー―エッセンシャルオイルを使ったスピリチュアルな癒し/パトリシア デーヴィス

¥1,680
Amazon.co.jp
何度かご紹介しているかと思いますが、いわゆるスピリチュアルアロマの代表的な書籍です。
スピリチュアルアロマと私が普段教えたり実践しているアロマにどんな差があるのか、と言われると とても説明が難しいのですが、一般的には目的が違うと言われています。
スピリチュアルアロマは、肉体ではなくその人の持つエネルギー体(オーラ)や魂、心に作用させることを目的に使われます。
私が普段実践しているアロマは、本書ではトラディショナルアロマテラピーとされていますが、それは肉体や精神などにダイレクトに精油の薬理作用を期待した使用方法です。
ただ、同じ精油を使っていますので、トラディショナルアロマテラピーであれ、スピリチュアルアロマであれ、エネルギー体にも肉体にも同時に作用してしまいます。
ですから、どちらか一方を否定したり、崇拝することは アロマテラピー、ヒーリングと言う点から見ると物足りないモノになるかな。と思います。
その両方があるということを認識したうえで、アロマテラピーを実践することが、アロマテラピーの可能性をより深く理解でき、さらに自然の存在としての人間をより深く理解できると思います。
私が普段レッスンで教えているアロマテラピーは、精油の芳香成分や分子、あるいはその植物自体が持つ性質から得られる作用を重視し、目的に適った精油選択を原則としています。
ところが、私自身はまるでそう言ったことは無視して選び、そして選ばれた精油から得られるメッセージを重視しています。
それは時として肉体的なメッセージであったり、これからの人生の目的のようなメッセージであったり、現在の心の置き場としてのメッセージであったり、次元も精度も様々です。
そして選ばれた精油のそれぞれの成分による薬理作用が、どのように作用するのかを具体的に説明します。
いつも偶然選ばれたような精油たちですが、どんな時もその時に必要なモノを選んでいると、この説明で皆さん納得されます。
感性と知識 アロマセラピストには、その両方が必要なんだろうと思います。
サトル・アロマテラピーの中で、パトリシア・デーヴィスは
「最終的なオイルの決定は、その時のクライアントのニーズにセラピストの
直感的感応が関わったものになります。」
「(選択の)秘訣はその人の選んだ療法の徹底的な技能や資料の
知的理解にあると思います。」
直感的感応と知的理解。まるで相反するもののようですが、その両方が必要になると書いています。
そして別の章では
「まずあたなは以上のことを知的レベルで理解するでしょう。ですが、
理解だけでなく吸収するように努め、自分のものにしてください。そうするといつでもあなたがエッセンシャルオイルを使う時にそれを
直感的に引き出せるのです」
と書いています。
全くその通りだと思います。
気功の先生が「覚えたことは全て忘れてください」とよく言います。
アロマトリートメントのレッスンでも「身体に沁み込むほど練習したら、手順は忘れて良いから」と伝えます。
大事なことは、知識や覚えたことではなく、それを身に付けた自分の中から発露する直感。
その時に、何物にも邪魔されないピュアな直感。
頭で考えず、自分でも「おぉ?」っと驚くような精油選択ができるようになり、なおかつその意味を知的解釈として言語に出来たとき、精油のメッセージはダイレクトに自分に入ってきます。
さらに精油の凄いところは、それを香りとして身体に、エネルギーに注入することができるということです。
精油による肯定的なフォローがあること。
それがアロマテラピーですからね。
だからこそ精油の可能性を、精油成分だけでなく植物としてのエネルギー、ハーブとして利用されてきた歴史を知ることから理解すると 精油の使い道は無限大で、魔術にも医術にも使えるわけです

書いているうちに、だんだん変な方向に行っている??と、思ってきましたが、大丈夫ですか?みなさん

簡単に言うと、アロマテラピーは奥が深いってことです

(なんじゃそりゃ?

)
- 関連記事
-
スポンサーサイト