今日は気功のレッスン卒業後1年ぶりくらいに、先生の下で気功の勉強をしてきました

10人くらいの参加者だったのかな、最初の瞑想の時間からぐ~~っと気が頭から地面まで貫かれて、強い磁場を感じさせられました。
やはり気功をする人たちが集まると、全然気のパワーや質感(ツルツルする感じ)が違います。久しぶりの感覚にちょっと嬉しくなりました

気功では、五感の他に気感(きかん)と呼ばれる感覚があります。感じ方としては、磁力、温感、質感、色の4つが感じられます。レイキなどをされる方にはわかる感覚だと思います。
今日の授業は、天人合一がテーマの授業です。天と人は同じである。あるいは人が天である。みたいな考え方(って、ちょっと違うけど説明すると長くなるのでまたいつか

)
天とひとつになるために、今日は「河図(かと)」という易などの占いをする方は良くご存じかと思いますが、天1水を生ずる、地2火を生ずる…という宇宙の生成と人体の一致を教わりました。
そこで先生がおっしゃった言葉が今日のタイトル
「今日はこれを覚えますが、最終的には忘れてください」「忘れるために覚えるようなものです。」
おおおーー。これぞ道教。
やめていく、捨てていく、ということが道ですから、覚えたことはどんどん忘れてしまうと言うことです。ただ、本当に忘れると言うより、身体や魂が覚えて、どんなときにも「気」がそれを実現できればいいということです。
似たようなことで、
「身体や心に現れることは、それを消すために現れるんです」ともおっしゃってました。
邪念や雑念のことを指しておっしゃったのですが、なんとなくアロマテラピーにも通ずるものがあるな。と思って聞いていました。
アロマテラピーは心や身体あるいは魂に現れたことにアプローチして、不調を整えバランスを取り戻し、本人の身体のみならず社会や環境との関係性を正常化させていくものだと、私は考えています。
不調や不和は、目に見えるかどうかは別として現れた状態です。そして精油は、それを消して 不和の原因となる何かの境界をなくしてしまうことをセラピーとして得意にしているのではないかと思うのです。
あぁ、わかりにくいですね

つまり、アロマテラピーは何かを足すものではなく、失くすものだと言うことです。
不要なモノを失くすことで、本来の姿を浮き立たせ、本来の力や魅力を引き出すものなのではないかと思うのです。
。。。って、きっとわかりにくいですね

でも、もし機会があってアロマテラピーを体験することがあったら、精油はアドオンするものなのか?って、ちょっと(ちょっとでいいです)感じてみてください。
ただ、無理やり感じてしまうと、疲れてしまうので、気が向いたらでいいです

そうそう、この「忘れるために覚える」という言葉を聞いて、先日観ただいぶ前の映画「リトル・ブッダ」の曼陀羅の砂絵を思い出しました。
曼陀羅の砂絵は、ものすごく微細で美しく、時間をかけて作るのですが、完成したらふっと風を起こしてそれを壊します。無常の世界だそうです。
きっとその精神とも繋がっているのだと思います。
実は、アロマテラピーは無常の世界だと思っているので

そこにもシンパシィを感じたのですけどね。
アロマテラピーが無常の世界だと言う話は、あまりにも飛び過ぎているので、レッスンやサロンでそういった話が許される方にだけこっそりお話しさせてください

忘れるために覚える ということにインスパイアされて、私も2月にはアロマテラピーのイベントをしようと思います。
忘れるために覚える。ということをテーマに

だから、持ってきてもらいたいものは
ピュアな心
です。よろしくね~

※それとは別に、
プロセラピスト養成コースの受講生は募集中です。あと、
NARDのアロマアドバイザーコースの授業が始まりそうです。興味にある方は、ご連絡ください。一緒に受けられるようでしたら、ぜひご一緒に

- 関連記事
-
スポンサーサイト