インフルエンザ予防に

インフルエンザが流行り始めましたね。しかも、特効薬といわれたタミフルの耐性ウィルスまで出現したようです
ウィルスや菌は、種を絶やさないためにあっという間に「耐性」をつけ、そしてその遺伝子情報を簡単に子孫に譲り渡します。

以前大腸菌の遺伝子組み換え実験をしたことがあります。ルシフェラーゼという蛍のお尻から出る蛍光物質を大腸菌に組み込むという、とっても基礎的な実験です。
蛍の遺伝子から、ルシフェラーゼの情報を取り出して、大腸菌に注入するだけ。

すると、ルシフェラーゼ遺伝子を持った大腸菌は、その新しい遺伝子を自分のものにしてすぐに、遺伝子ごとポトリとその辺に落とすのです。
そして隣の大腸菌がそれを拾って、自分の中に入れます。そしてその大腸菌も新しい遺伝子をポトリと落とし…

と、いとも簡単に遺伝子情報を共有してしまいます。そしてルシフェラーゼ入りの大腸菌はあっという間に増殖します。

これは、単細胞の菌の話ですが、ウィルスや菌は新しい情報を収集する能力は異常に早いです。


タミフルが効かなくなることも時間の問題だったのです。


ただ…アロマテラピーでは、インフルエンザ予防あるいはインフルエンザにも強いとされる精油がいくつかあります。

その理屈は、抗ウィルス作用、殺ウィルス作用成分は、単一物質ではなく数十～数百種類が1つの精油に含まれるため、ウィルスが耐性を作る能力を上回る。ということです。


インフルエンザウィルスが、何年も生息し続ければ耐性を作ってしまうかもしれませんが、日本においてはインフルエンザは冬の乾燥する季節だけ。したがって、その耐性を作るには時間が短すぎるのかもしれません。


精油は即効性はなくても確実にウィルスと戦ってくれる成分を持っています。
ぜひ、芳香浴（アロマポット）やオイルトリートメント（胸部だけでもO.K)などに、精油を使ってみてください。

特におススメなのは、
ユーカリ･ラディアタ
ラベンサラ

スーッとする1.8シネオールが、鼻や喉の通りを良くしてくれます。また抗ウィルス作用だけでなく免疫調整作用や眠りを誘う作用があるので、自分自身の体力もつけてくれる優れものです。


あとは、うがい手洗いという基本的な予防。

そして…yumikoさんに教わった「ジンジャーシロップ」



作り方はとっても簡単ですが、とても美味しいジンジャーシロップ。
有機栽培の新生姜が手に入ったので、作ってみました。レモン汁を入れたらピンクになりました
ってことは、アルカリ性だね


そうそうこの容器、スグレモノで、口にこんな蓋がついていて、注ぐときにとても便利


今朝は、紅茶にこの漬けてあるジンジャーを3枚入れて飲みました。
ピリッと甘い（？）変わったお茶になりました。でも、とっても美味しかったです。

ジンジャーシロップに炭酸水を入れれば、ジンジャーエールにもなるし…

インフルエンザ予防といいながら、何杯も飲んでしまいました

ちょっと横道にそれてしまいました…


みなさんインフルエンザには気をつけて、湿度と温度管理をこまめにしてくださいね。
私も気をつけます！



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