緩みすぎ注意
- 2011/09/18
- 16:29
6月から始まったプロセラピスト養成コースでは、まだオイルトリートメントのレッスンに入れず
操体やロルフィングの理論を取り入れたリコネクティングスキルズを通して、身体のつながり、自分自身の身体のつながりとクライアントさんの身体のつながりを感覚的に掴む練習をしています。
この練習がVert Merの特徴的なレッスン内容なのですが、身体はつながっているというとてもとても当たり前のことを、手の感覚と視覚と身体の実感で感じて欲しいのです。
そして最終的な目的は、クライアントさんの身体のつながりを立体的に把握して、身体と心に何が起こっているのかを理論的に理解して、それに対して施術ができるようなセラピストになってもらいたいということです。
練習としては、ひたすら相モデルの身体を擦(さる)る というだけなんですけどね
ただただ延々2時間近く擦るんです
身体は疲れてくるし、手の感覚は変わってくるし、一体何をしているのかもわからなくなります。
生徒さんたちはこの練習をどう思っているかわかりませんが、とても大事な感覚です。
この時の緊張感の取れた手の感じ、脚の使い方、上半身と下半身の連動(疲れてくると全身使わないと腕も動かなくなります)、何も考えらない頭 これを知って欲しいんです。
施術をする時は、全身の力を抜いて、ただの媒体なるようなイメージ。余計な力や余計な思考は出来るだけ排除して、感じることだけに集中できる状態にならないといけません。
その感覚は、口頭や文書で伝えることはできませんから、無理やりその状態を作って身体で感じてもらうしかないのです。
そして、そういう辛い状況になったところで、私たち講師は生徒さんに質問を浴びせかけます
「どこが変わった?どこが動いてる?どこを擦りたい?」
「腸骨の高さが揃った気がします。うちくるぶしを触りたいです。」
疲れているところにこういった質問をされると、感覚的な答えしか返せなくなります。
でもそれが正解
じゃあ、そこを擦って。と、また延々擦ってもらいます。
擦り方もクライアントさんの身体が動き過ぎない程度の圧力で、でもしっかり密着という厳しい条件ですから、とにかく下半身の安定が必要なので、施術者はとっても大変
ですが、もっと大変なのは、クライアント役(?)の生徒さん。
すご~く気持ちの良い施術なので眠くなります。時間も長いので苦行です。
でも、施術を受けている最中も私たち講師が
「(触れられている場所は)その場所で合ってる?圧は大丈夫?どこを触ってもらいたい?触られている部分意外に動いているところはどこ?」と、不意打ちのように質問をします
どんどん身体も緩みます。
普通の施術以上に緩みます。そもそもリコネクティングスキルズのメソッドは身体を緩める施術なのですが、それに加えて時間が長すぎます
なので、このレッスンの翌日から生徒さんたちは身体があちこち痛くなります
緩みすぎなんです。
何事も過ぎたるは及ばざるが如し。なのですが、練習なので仕方ないと、諦めてもらってます
でもこれを何回か続けていると、緩んだ身体が正しい位置に補正されていきますから、身体作りだと思って頑張ってください。
そしてこういう経験で、緩みすぎがよくないこと。それまで身体をガチガチに固めることでバランスを保っていたことも実感として得られると思うんです。
そうすれば、施術者になったとき緩ませすぎることはなくなると思います。
生徒さんのお一人がおっしゃってましたが
「身体も緩んだんだけど、なんか身体の中のものまで緩んでしまって、うわ~って出したくなっちゃったんです。」
そうなんです。緩むというのは、肉体だけの問題ではなく、そこでガチガチにしていた心の中までも揺るむんです。
私は時々施術の後に「この後カラオケに行ってください
」と、アドバイスすることがあります。
緩んだ時に、何か発散したいものが溢れてきている気がするのです。
そういう時は、カラオケで思いっきり歌ってください
きっとスッキリします。
先述の生徒さんも「そうなんです。カラオケに行ったらスッキリしたんです
」って言ってました。
緩むことは、良いことだけど。
やっぱり緩みすぎると、身体も心もそれについていけなくなります。
なのでそのさじ加減は、とても大事。
それをリコネクティングスキルズで修得できると思って、鬼のように厳しくやってます

操体やロルフィングの理論を取り入れたリコネクティングスキルズを通して、身体のつながり、自分自身の身体のつながりとクライアントさんの身体のつながりを感覚的に掴む練習をしています。
この練習がVert Merの特徴的なレッスン内容なのですが、身体はつながっているというとてもとても当たり前のことを、手の感覚と視覚と身体の実感で感じて欲しいのです。
そして最終的な目的は、クライアントさんの身体のつながりを立体的に把握して、身体と心に何が起こっているのかを理論的に理解して、それに対して施術ができるようなセラピストになってもらいたいということです。
練習としては、ひたすら相モデルの身体を擦(さる)る というだけなんですけどね

ただただ延々2時間近く擦るんです

身体は疲れてくるし、手の感覚は変わってくるし、一体何をしているのかもわからなくなります。
生徒さんたちはこの練習をどう思っているかわかりませんが、とても大事な感覚です。
この時の緊張感の取れた手の感じ、脚の使い方、上半身と下半身の連動(疲れてくると全身使わないと腕も動かなくなります)、何も考えらない頭 これを知って欲しいんです。
施術をする時は、全身の力を抜いて、ただの媒体なるようなイメージ。余計な力や余計な思考は出来るだけ排除して、感じることだけに集中できる状態にならないといけません。
その感覚は、口頭や文書で伝えることはできませんから、無理やりその状態を作って身体で感じてもらうしかないのです。
そして、そういう辛い状況になったところで、私たち講師は生徒さんに質問を浴びせかけます
「どこが変わった?どこが動いてる?どこを擦りたい?」
「腸骨の高さが揃った気がします。うちくるぶしを触りたいです。」
疲れているところにこういった質問をされると、感覚的な答えしか返せなくなります。
でもそれが正解

じゃあ、そこを擦って。と、また延々擦ってもらいます。
擦り方もクライアントさんの身体が動き過ぎない程度の圧力で、でもしっかり密着という厳しい条件ですから、とにかく下半身の安定が必要なので、施術者はとっても大変

ですが、もっと大変なのは、クライアント役(?)の生徒さん。
すご~く気持ちの良い施術なので眠くなります。時間も長いので苦行です。
でも、施術を受けている最中も私たち講師が
「(触れられている場所は)その場所で合ってる?圧は大丈夫?どこを触ってもらいたい?触られている部分意外に動いているところはどこ?」と、不意打ちのように質問をします

どんどん身体も緩みます。
普通の施術以上に緩みます。そもそもリコネクティングスキルズのメソッドは身体を緩める施術なのですが、それに加えて時間が長すぎます

なので、このレッスンの翌日から生徒さんたちは身体があちこち痛くなります

緩みすぎなんです。
何事も過ぎたるは及ばざるが如し。なのですが、練習なので仕方ないと、諦めてもらってます

でもこれを何回か続けていると、緩んだ身体が正しい位置に補正されていきますから、身体作りだと思って頑張ってください。
そしてこういう経験で、緩みすぎがよくないこと。それまで身体をガチガチに固めることでバランスを保っていたことも実感として得られると思うんです。
そうすれば、施術者になったとき緩ませすぎることはなくなると思います。
生徒さんのお一人がおっしゃってましたが
「身体も緩んだんだけど、なんか身体の中のものまで緩んでしまって、うわ~って出したくなっちゃったんです。」
そうなんです。緩むというのは、肉体だけの問題ではなく、そこでガチガチにしていた心の中までも揺るむんです。
私は時々施術の後に「この後カラオケに行ってください

緩んだ時に、何か発散したいものが溢れてきている気がするのです。
そういう時は、カラオケで思いっきり歌ってください

きっとスッキリします。
先述の生徒さんも「そうなんです。カラオケに行ったらスッキリしたんです

緩むことは、良いことだけど。
やっぱり緩みすぎると、身体も心もそれについていけなくなります。
なのでそのさじ加減は、とても大事。
それをリコネクティングスキルズで修得できると思って、鬼のように厳しくやってます

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