以前ブログでご紹介した「アナトミートレイン」という書籍のSpiral line(スパイラルライン)ですが、その後出会う同業者や生徒さんほぼ全員が、この内容に興味を示してくださっていて嬉しかったです。⇒その日記はこちら「
ブラッシュアップレッスン終了」
面白いくらいに、色んな理論や技術が毎年生まれています。
中にはトンデモ理論やトンデモ技術もありますが、とても優れた理論や技術もたくさんあります。
それだけ世界の皆さんが、「より良い技術・より良いトリートメント」に対して熱く研究され続けていると言うことです。
それだけでも、胸が熱くなる私ですが

その内の1つのアナトミートレインは、これまで私や私のスクールの講師たちが行っているトリートメントの基本となる考え方「筋膜」ラインの施術に対する理論的な内容で、ぐいぐい引き込まれます。
Anatomy Trains: Myofascial Meridians for Manual.../Thomas W. Myers LMT NCTMB ARP Certified Rolfer

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アナトミー・トレイン徒手運動療法のための筋筋膜経線/著者不明

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私は原書しか読んでいないので、日本語版についてはよく知りませんが、スパイラルラインについては間違いなく同じことが書いてあると思うので、ぜひ知ってもらいたいと思います。

この写真は前面のスパイラルラインですが、このラインを意識して施術をすると、もちろん結果も出ますが、クライアントさん自身が「緩む」ということを体感してくださっています。
私たちアロマセラピストは、「治療者」ではないので、何かを治したり、何かを変えたりすることが目的ではなく、やはりどれだけ追求しても
クライアントさんが気持ち良い。と思ってくださることが最終的な施術目標だと思うのです。
もちろんその結果というか原因に、どこかの様子が変わったり、状態が良くなったりすることはあるかもしれませんが、それを目的として施術をし始めると、治療者となってしまってクライアントさんの体感や心理状態が「置いてけぼり」になってしまうことがあるように思います。
そういった治療は
治療の専門家に任せて、アロマセラピーにしか出来ない施術の中で、
よりクライアントさんの体感満足度を上げること、これが私の今目指すことなのかな?と、思っているところです。
そういった点でスパイラルラインは、本当に素晴らしい理論ですし、オイルトリートメントならではのロングストロークや筋膜ぎりぎりの深さの密着圧が実現できると思います。
そしてこの本の中で、私はたくさんの発見と「そうだよね~!」という謎の解決が出来ました。
数年この施術を繰り返す中、どうしてもわからない筋肉の統合と連合のアンチェインがあったのですが、それがこの本の中で見事に解決されたのでした

人の身体の素晴らしい機能に改めて感服するとともに、奥の深さにまだまだ興味は尽きません。
そしてこれらの研究を続けてくださる世界中の皆さんに感謝です。
そしてそれを享受できるこの環境に感謝です。
日々勉強ですね。なんて楽しいんでしょう
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